展覧会

陶都 瀬戸が生んだ両雄

岡部 嶺男

2015年4月11日(土) 矢印 4月26日(日)

11:00-18:00 [火・水 休廊]

 

瀬戸の窯神山に生れ、土の事以外何も知らない田舎者の宿命か、近世以前の亡びた瀬戸の火と土の伝統の再発見への努力が、自分を支えた生きがいであったように思える。
そして私の土の芸術の最後の姿が青瓷として現れた。
―高島屋 初回願展(1971年)カタログより

今展は、粉引、伊羅保、志野、織部作品と粉青瓷、米色瓷による茶碗、花生、盃など約20点を展観。



<1919年(大正8年)10月3日~1990年(平成2年)9月4日 享年70歳>

河本 五郎

2015年5月16日(土) 矢印 5月31日(日)

11:00-18:00 [火・水 休廊]

 

陶芸家というものが芸術家であるとすれば、今までみたこともない新しい美しさを発見して創り出してみせる義務がある。そういう事はなまじ出来ることではないけれども、そういう妄想を抱いた人を陶芸家といいたい。
―杉浦澄子氏との対談より
巨匠との対話 昭和の陶芸<雄山閣(1990年)>より

陶と磁を自在にあやつり卓抜した躍動感溢れる造形作品は"五郎調"と賞賛され、没後約30年を経るもその漸新さは時空を超え今なお異彩を放っています。
今展は陶面や色絵による花生など約30点を展観。

<1919年(大正8年)3月15日~1986年(昭和61年)3月23日 享年67歳>

河本 五郎 展河本 五郎 展
岡部 嶺男 展岡部 嶺男 展